裏側矯正のメリット・デメリット、費用や治療期間、選び方のポイントを解説

裏側矯正のメリット・デメリット、費用や治療期間、選び方のポイントを解説

歯並びの悩みを抱えているけど、周りの人に矯正治療をしていることを知られたくない…そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、歯の裏側に矯正装置をつける『裏側矯正』について、メリット・デメリット、費用、治療期間、おすすめのクリニック選びのポイントなどを詳しく解説します。

裏側矯正とは?仕組みや種類を解説

歯型の模型

歯並びの悩みを解消するために、矯正治療を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、矯正治療というと、金属製の装置が目立つため、周りの人に知られたくないと感じる方もいるかもしれません。そんな悩みをお持ちの方に朗報です!近年では、歯の裏側に装置を取り付ける『裏側矯正』が注目されています。裏側矯正は、見た目に影響を与えずに、自然な笑顔を取り戻せる矯正治療方法として人気が高まっています。この記事では、裏側矯正の仕組みや種類について詳しく解説します。

裏側矯正の仕組み

裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付けて、歯並びを矯正する方法です。装置は、歯の裏側にぴったりとフィットするように設計されており、見た目に影響を与えることなく、自然な笑顔を保てます。装置は、歯の裏側に接着剤で固定され、ワイヤーで連結されています。ワイヤーは、歯に力を加え、少しずつ歯を動かしていく役割を担います。裏側矯正では、歯の表面に装置を取り付ける表側矯正に比べて、装置が目立ちにくく、見た目に影響を与えにくいのが特徴です。そのため、周りの人に矯正治療をしていることを知られたくないという方にとって、最適な治療方法と言えます。

裏側矯正の種類

裏側矯正には、主に2つの種類があります。

  • リンガル矯正
  • 裏側ブラケット矯正

リンガル矯正は、歯の裏側に金属製の装置を取り付ける矯正方法です。従来からある裏側矯正の方法で、最も一般的です。裏側ブラケット矯正は、歯の裏側にセラミック製の装置を取り付ける矯正方法です。リンガル矯正に比べて、金属アレルギーの心配が少なく、審美性に優れているのが特徴です。

表側矯正との違い

表側矯正は、歯の表面に装置を取り付ける矯正方法です。裏側矯正と比べて、装置が目立つのがデメリットですが、装置の種類や材質によって、見た目を改善することができます。裏側矯正と表側矯正の違いをまとめると、以下のようになります。

項目裏側矯正表側矯正
装置の場所歯の裏側歯の表面
目立ちやすさ目立ちにくい目立ちやすい
費用高い安い
治療期間長い短い
口腔ケア難しい比較的簡単

裏側矯正は、表側矯正に比べて費用が高く、治療期間も長くなりがちです。また、口腔ケアも難しく、装置が目立たない分、丁寧にブラッシングする必要があります。しかし、目立ちにくいというメリットは非常に大きく、周りの人に知られたくないという方にとって、大きな魅力と言えるでしょう。裏側矯正を行う際は、メリットとデメリットをよく比較検討し、自分に合った矯正方法を選択することが大切です。

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裏側矯正のメリット

ノートの上にメリットの文字

裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置をつけるため、見た目に影響を与えずに歯並びを改善できるという大きなメリットがあります。矯正治療をしていることを周囲に知られたくない人にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。具体的には、以下のようなメリットがあります。

目立たない

裏側矯正は、歯の裏側に装置をつけるため、表側から見たときに装置が目立ちません。そのため、矯正治療中も周囲に気づかれにくく、人目を気にせずに治療を進めることができます。就職活動や結婚式など、特別なイベントがある場合でも、安心して参加できます。

歯並びの改善効果が高い

裏側矯正は、表側矯正と比べて装置が歯に密着しやすく、歯への力がより効果的に伝わるため、歯並びの改善効果が高いと言われています。特に、歯の回転や傾斜の修正など、複雑な矯正治療に適しています。

口元の美しさアップ

歯並びが改善することで、口元が美しくなり、笑顔に自信が持てるようになります。また、顔全体の印象も変わることがあります。歯並びの悪さが原因で悩んでいた人にとって、大きな喜びとなるでしょう。

発音への影響が少ない

裏側矯正は、表側矯正と比べて装置が舌に当たる頻度が少ないため、発音への影響が少ないと言われています。矯正治療中に、発音に苦労する心配が少ないのは、大きなメリットでしょう。

歯の寿命を長く保つ

歯並びが改善することで、噛み合わせが安定し、歯への負担が軽減されます。その結果、歯の寿命を長く保つことに繋がるでしょう。また、歯周病の予防にも効果が期待できます。

裏側矯正のデメリット

ノートの上にデメリットの文字

裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置をつけるため、表側矯正に比べて目立たないという大きなメリットがあります。しかし、裏側矯正には、表側矯正にはないデメリットもいくつか存在します。

費用が高い

裏側矯正は、表側矯正に比べて費用が高くなる傾向があります。これは、裏側矯正では、表側矯正よりも高度な技術が必要となるため、治療費が高くなるからです。また、裏側矯正では、矯正装置が歯の裏側に装着されるため、表側矯正よりも製作に時間がかかります。そのため、製作費も高くなる傾向があります。

治療期間が長い

裏側矯正は、表側矯正に比べて治療期間が長くなる傾向があります。これは、裏側矯正では、歯の裏側に装置をつけるため、装置の調整や清掃が難しく、治療が複雑になるからです。また、裏側矯正では、歯の移動速度が表側矯正よりも遅くなる場合があるため、治療期間が長くなることもあります。

違和感や痛みがある

裏側矯正では、矯正装置が歯の裏側に装着されるため、舌や頬との摩擦が起こりやすく、違和感や痛みを感じやすくなります。また、装置が歯に当たることで、歯ぐきが傷つきやすいというデメリットもあります。特に、装置に慣れるまでは、違和感や痛みを感じやすいので、注意が必要です。

口腔ケアが大変

裏側矯正では、矯正装置が歯の裏側に装着されるため、歯ブラシが届きにくく、口腔ケアが大変になります。歯磨きが不十分だと、虫歯や歯周病のリスクが高まるので、こまめな歯磨きと定期的な歯科検診が重要です。また、装置の清掃も必要となります。装置に付着した汚れは、歯周病の原因となるため、専用のブラシや歯間ブラシを使って丁寧に清掃する必要があります。

発音がしづらい場合がある

裏側矯正では、矯正装置が舌に当たることで、発音がしづらくなることがあります。特に、舌を動かすことが多い「さ行」や「た行」の発音がしづらくなる場合があり、矯正装置に慣れてくるまで時間がかかることもあります。また、発音のしづらさによって、会話に支障をきたす場合もあります。

歯周病のリスクが高い

裏側矯正では、歯の裏側に装置をつけるため、歯ブラシが届きにくく、歯磨きが不十分になりがちです。歯磨きが不十分だと、歯周病のリスクが高まります。そのため、裏側矯正中は、特に歯周病予防に注意が必要です。定期的な歯科検診を受け、歯磨きを丁寧にしましょう。また、歯周病の予防には、歯のブラッシングに加えて、フロスや歯間ブラシなどの使用も効果的です。

裏側矯正の費用相場

コストの文字と虫眼鏡

裏側矯正の費用は、治療内容や使用する装置によって大きく異なります。一般的には、表側矯正よりも高額になる傾向にあります。目安としては、1歯あたり10万円から20万円、全体で100万円から200万円程度が相場です。しかし、これはあくまで目安であり、実際にかかる費用はクリニックによって大きく異なります。そのため、複数のクリニックで相談し、見積もりを比較することが重要です。

裏側矯正の費用は、治療内容や使用する装置によって異なる

裏側矯正の費用は、使用する装置の種類や矯正方法、治療期間などによって異なります。例えば、最新の矯正装置を使用したり、複雑な治療が必要な場合は、費用が高くなる傾向にあります。また、治療期間が長引くほど、費用も高くなる傾向にあります。

費用を抑える方法

裏側矯正の費用を抑える方法はいくつかあります。

  • 複数のクリニックで相談し、見積もりを比較する
  • 治療内容を見直す
  • 医療費控除を受ける
  • 分割払いを利用する

裏側矯正は高額な治療ですが、適切な方法で費用を抑えることができます。複数のクリニックで相談し、自分にとって最適な方法を見つけるようにしましょう。

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裏側矯正の治療期間

歯型の模型を用いて説明中の医師

裏側矯正の治療期間は、歯並びの状態や治療内容によって大きく異なります。一般的には、表側矯正よりも時間がかかる傾向にあります。これは、裏側矯正では歯の裏側に装置をつけるため、表側矯正よりも装置の調整や歯の移動が難しく、時間がかかる場合があるからです。また、裏側矯正は歯の移動量が多い場合や、歯並びが複雑な場合、さらに時間がかかることもあります。

裏側矯正の治療期間の目安

  • 軽度の歯並びの乱れ:1年~2年
  • 中等度の歯並びの乱れ:2年~3年
  • 重度の歯並びの乱れ:3年以上

ただし、これはあくまでも目安であり、個人差が大きいことをご理解ください。実際にどのくらいの期間がかかるかは、矯正歯科医との相談で決まります。

治療期間を短縮する方法

裏側矯正の治療期間を短縮するには、以下の方法があります。

  • 最新式の矯正装置を使用する:従来の装置に比べて、歯の移動速度が速い矯正装置があります。
  • 定期的な通院を心がける:矯正歯科医の指示通りに定期的に通院し、装置の調整をしてもらうことで、治療期間を短縮できます。
  • 口腔ケアを徹底する:歯磨きやフロスなど、口腔ケアを徹底することで、歯周病などのリスクを減らし、スムーズに治療を進めることができます。

裏側矯正の治療期間は長く、大変なこともありますが、美しい歯並びを手に入れるためには、根気強く治療を続けることが大切です。矯正歯科医と密に連携し、計画的に治療を進めましょう。

裏側矯正の選び方のポイント

ポイントの文字と豆電球のイラスト

裏側矯正は、目立ちにくい矯正方法として人気ですが、治療内容や使用する装置、歯科医院によって費用や治療期間、そして結果も大きく変わります。後悔しないためにも、しっかりと選び方を理解することが大切です。

経験豊富な歯科医師がいる

裏側矯正は高度な技術が必要な治療です。そのため、経験豊富で実績のある歯科医師がいるクリニックを選ぶことが重要です。特に、裏側矯正の症例数が多く、豊富な知識と経験を持つ歯科医師がいるクリニックを選ぶようにしましょう。

症例数が豊富

多くの症例を経験しているクリニックは、様々な歯並びの患者に対応してきた実績があります。症例数が多いクリニックであれば、自分の歯並びに合った治療プランを提案してくれる可能性が高まります。

アフターケアが充実している

裏側矯正は、治療期間が長いため、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことも重要です。定期的なメンテナンスや、何かトラブルが発生した場合の対応など、万が一の場合でも安心できるクリニックを選びましょう。

カウンセリングが丁寧

カウンセリングでは、自分の歯並びや希望などを丁寧に説明し、治療に対する不安や疑問を解消できるかどうかが大切です。納得のいく説明をしてくれるクリニックを選びましょう。

料金が明確

治療費は、クリニックによって大きく異なるため、事前に料金表を確認し、明朗会計なクリニックを選びましょう。治療費だけでなく、追加費用が発生する可能性なども確認しておくと安心です。また、分割払いなど、支払い方法が選べるクリニックもおすすめです。

アクセスが良い

定期的な通院が必要となるため、自宅や職場からアクセスしやすいクリニックを選ぶことも重要です。交通手段や駐車場の有無なども考慮しましょう。

裏側矯正治療を受ける際の注意点

ノートの上にCautionの文字

裏側矯正は目立たない矯正治療として人気が高いですが、通常の矯正治療と比べて注意すべき点があります。治療をスムーズに進め、後悔のない結果を得るためには、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。

矯正歯科医との相談

まずは、信頼できる矯正歯科医を選び、相談することが重要です。裏側矯正は、表側矯正に比べて難易度が高く、経験豊富な歯科医に治療を依頼することが大切です。治療方法や費用、期間、リスクなどについて、納得いくまで相談しましょう。

治療中のケア

裏側矯正治療中は、ブラッシングやフロスなどの口腔ケアが大変になります。装置が歯の裏側に付いているため、磨き残しが起こりやすく、歯周病のリスクが高まります。歯科医の指示をしっかり守り、丁寧な口腔ケアを心がけましょう。また、装置が外れる、壊れるなどのトラブルを防ぐため、硬いものを噛まない、粘着性の強い食品を避けるなど、注意が必要です。

アフターケア

裏側矯正治療後も、定期的な検診やメンテナンスが重要です。装置を外した後も、歯並びが安定するまでは、歯の移動が続く場合があります。歯科医の指示に従い、定期的な検診を受け、必要に応じて調整を行いましょう。また、歯並びが安定した後も、定期的なブラッシングや歯科検診を心がけ、健康な歯を維持しましょう。

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