前歯だけの矯正はできる?短期間で終わる?とお悩みの方へ、部分矯正の特徴や魅力をご紹介!
全体矯正をするほどでもないけれど、部分的に歯並びが気になる方、今の歯並びをもっと綺麗にして理想の見た目に近づきたい方は特に必見!出っ歯やすきっ歯などの前歯だけの乱れ、前歯以外にも歯列のうち1本だけ乱れているなどといった部分的な不正咬合でお悩みの場合は、“部分矯正”でピンポイントに矯正治療を行うことができます。この記事では、部分矯正のポイントや特徴、注意点について解説します。
また、マウスピース矯正や表側・裏側矯正などの部分矯正における選択肢もあわせてご紹介しておりますので、歯列矯正をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
部分矯正とは?3つの特徴をご紹介
まず、部分矯正は両顎全体の噛み合わせに問題はないけれど、すきっ歯や出っ歯などの軽度な不正咬合を治したい場合に適している治療方法です。
例えば、「前歯だけガタつきがある」「1本だけ内側に入っている」「片顎だけ治療したい」などのお悩みをお持ちの方におすすめです。無駄のない矯正治療を叶える部分矯正は多くの方に選ばれており、両顎に装置をつける全体矯正に比べて短期間で治療を終えることができるなど、たくさんのメリットがあります。ここでは、部分矯正の特徴をご紹介します。
特徴その1:治療期間が短い
歯列全体を移動させる全体矯正と比べ、部分矯正はピンポイントに一部の歯列にだけ負荷をかけ歯を動かすため、比較的短期間で矯正治療を終えることができます。
特徴その2:費用を抑えた矯正治療を実現
必要なところにだけ矯正治療を行う部分矯正は、治療範囲が狭い分、装置代や治療期間がコンパクトになることで、全体矯正よりも費用の負担を抑えて歯列矯正をはじめることができます。
特徴その3:目立たない治療方法も選べる
部分矯正も全体矯正同様に、裏側矯正や透明な装置を用いたマウスピース矯正もお選びいただけます。見た目の印象を大きく変えずに治療に専念できるため、矯正期間中の審美性が気になる方にもおすすめな治療方法です。
一般的な部分矯正の治療期間
ここまでで、部分矯正は全体矯正と比べて短期間で終わりやすいことが分かりました。
部分矯正の具体的な治療期間としては、一般的に約数ヶ月〜1年程度とされていますが、患者様一人ひとりの歯並びや口腔内の状態によって異なります。
また、当院も部分矯正に対応しており、患者様の状態やご要望に寄り添いご案内しております。
当院で治療いただいた実際の症例を下記よりご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
↓部分矯正の症例をご紹介!詳しくはこちらからご確認ください Cuore矯正歯科のお悩み別治療例はこちら |
部分矯正が適応されにくい症例
前歯だけの矯正にもお役立ちする部分矯正ですが、どんな症例にでも適応できるというわけではありません。特定の歯並びの場合に適応される治療方法のひとつという点では注意が必要です。
例えば、下記のような症例の場合は部分的なアプローチだけでは改善が見込めない可能性があり、患者様自身が「やってよかった」「理想の歯並びになれた」と思える歯列矯正を受けるためにも全体矯正や他の方法を選択肢に入れることをおすすめしています。
- 抜歯が必要な症例
- 複雑な歯並びや重度の不正咬合
- 噛み合わせに問題がある症例
反対に、上記のケースに当てはまらない”軽度の”出っ歯や叢生(そうせい=でこぼこ状態の歯のこと)、前歯が1本だけ前後にズレている歯並びなどは、部分矯正が適応される可能性が高いです。
部分矯正が適応されるか否か、適切な治療方法は何かを正しく判断するためには、専門医師の元で診断を受けることが重要です。「自分の歯並びでも部分矯正ができるかわからない」「適切な治療方法を知りたい」とお悩みの方は、まずは歯科医院に相談してみましょう。
部分矯正における矯正方法の選択肢
マウスピース矯正(インビザライン)の活用
マウスピース矯正(インビザライン)とはその名の通り、透明なマウスピース型の装置で歯並びを整える矯正治療です。広告やSNSで「インビザライン」「インビザライン矯正」として目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
装置が透明なため見た目も自然で、歯列矯正をしていることを他人に気付かれにくい点が特徴です。マウスピース矯正では、患者様の歯並びに合わせてカスタマイズした複数のマウスピースを医師の定めた期間に沿って付け替え、少しづつ歯並びを整えていきます。ワイヤー矯正と異なり歯に直接装置を接着する必要がなく、他の矯正方法と比べても痛みや違和感が少ないのも大きなメリットです。
また、患者様自身で簡単に装置の取り外しができ、装置も歯も清潔に保ちやすいという特徴もあります。正しい効果を得るためにも医師の定めた時間を守ることが非常に重要ですが、食事や歯磨きの際に自由に取り外しができることで日常生活への負担を軽減できます。
「装置を目立たせたくない」「食事中は装置を外したい」「お手入れが簡単なものが良い」という方には特におすすめです。
ワイヤーを用いた表側矯正・裏側矯正の選択
ワイヤーを用いた表側矯正・裏側矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を付け、ワイヤーを通して歯並びを整える治療方法です。大きく分けて歯の表側に装置をつける方法(ラビアル)と、歯の裏側に装置をつける方法(リンガル)があります。
表側矯正と裏側矯正にはそれぞれ異なる特徴やメリットがあります。
表側矯正は料金が比較的リーズナブルなため、費用面の負担を抑えて歯列矯正を始めることができます。また、歯の表側に装置をつけるため、矯正装置のお手入れもしやすい点も特徴です。
歯の裏側に装置をつける裏側矯正は、人に気付かれにくく、装置を目立たせたくない方や治療期間中も審美性にこだわりたい方に喜ばれています。
歯列矯正の治療方法を選択するポイントとしては、自身の希望や予算を決めておくこと、歯並びの状態を歯科医師に見てもらい相談することが重要です。また、矯正は定期的な通院が必要なため、歯科医院のアクセスや料金、サポート体制も比較検討し自分にあった歯科医院を見つけましょう。
当院の部分矯正は、マウスピース矯正やワイヤー矯正どちらにも対応しています。ご不安な点や疑問など、どんなことでも構いませんので、ぜひお気軽に無料カウンセリングでご相談ください。
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前歯だけの矯正もできる!部分矯正のメリットとデメリット
理想の歯並びになるためにも、部分矯正についてしっかり理解しておくことが大切です。
ここでは、部分矯正のメリットとデメリットを解説します。
部分矯正のメリット
- 治療期間が短い
- 費用を抑えることができる
- 日常生活への影響や負担を軽減できる
- 気軽に始めやすい
部分矯正の大きなメリットの一つは、費用と期間の相談がしやすいことです。治療期間が比較的短いため、短期間で矯正が終了することもあります。上記のことから、全体矯正と比べると普段の生活への影響も軽減できるため、はじめやすい点もメリットといえるのではないでしょうか。
部分矯正のデメリット
- 噛み合わせは調整できない
- 重度な症例や複雑な不正咬合の場合適用されない
- 大きな変化は起こりにくい
部分矯正は、これまでご紹介した通り噛み合わせの調整や複雑な不正咬合の改善には適さないことが多いため、自身の歯並びの状態によっては選択いただけない場合があります。
特定の範囲を動かす部分矯正では、歯の移動距離もコンパクトになるため劇的な変化を期待する場合は不向きな方法ですが、必要なところにだけアプローチするという面では、部分矯正は費用面でも無駄がなく、効率的な治療を実現します。これらのメリット・デメリットを把握した上で自分にあった手段を見つけましょう。
歯列矯正で後悔しないための医院選びのポイント
時間やお金をかけて行う歯列矯正。満足できる結果になるためにも、医院選びはとても重要です。矯正歯科医院選びのポイントは、以下のような条件を満たすことが挙げられます。
- 充実したカウンセリングや検査が行われること
- 幅広い治療方法が提供されていること
- 治療費用の相談が可能であること
- アフターケアや予防にも対応していること
- 院内が清潔で快適な環境であること
- アクセスが良く、通院しやすいこと
- 自分が気持ちよく相談できる関係性が築けそうかどうか
また、口コミや評判を確認することも、医院選びの参考となります。
過去、実際に治療を受けた方の意見や体験談を参考にして、自分のニーズや条件に合った矯正歯科医院を見つけることが大切です。
カウンセリングと検査の重要性
「早く治療をはじめたい」「面倒なやりとりはしたくない!」とお考えの方も、カウンセリングと検査は理想の歯並びになるためにも欠かせない非常に重要なプロセスということを知っておきましょう。
歯列矯正において、毎回の調整(通院)ごとに費用がかかる場合や、治療開始時に全ての費用を支払う総額提示方式など、医院ごとにさまざまな形があります。
当院では、不安なく治療に専念していただくため途中の追加費用が発生しない総額提示方式を取り入れています。患者様一人ひとりの生活スタイルに対してなるべく負担を軽減できるように、カウンセリングで悩みや治療に対する希望や不安をしっかり伺うこと、費用感についてお伝えすることも、無理のない最適な治療計画を立てるために大切だと考えております。
また、どんなに短くても数ヶ月は通院していただくため、希望や悩みを話しやすい関係性になれる医院かどうかは、患者様にもぜひ見極めていただきたいポイントです。
矯正開始前のカウンセリングと検査を受けることで、患者様に最適な治療計画の立案や治療期間の予測を立て、患者様に共有することができます。この時に、想定されるリスクや日常生活への影響も丁寧にご説明し患者様に納得いただいた上で治療を開始します。
↓失敗しないための歯列矯正の選び方について詳しく解説!チェックして自分にあった歯科医院を見つけましょう。 矯正歯科の選び方!失敗しないための6つのポイントと大切な注意点 |
実際の矯正治療の進め方とアフターケア
当院の具体的な治療方法と流れ
ここでは、当院の矯正治療の流れをご紹介します。
まずは、無料カウンセリングにて、患者様のお悩みやご希望をお伺いした後、事前診断で口腔内や歯並びを確認し適切な治療プランを設計します。
また、部分矯正の場合もマウスピース矯正やワイヤー矯正どちらにも適応しておりますので、歯の状態や患者様のご要望に合わせて、治療方法をお選びいただけます。その後、それぞれの治療方法に合わせて治療を開始し歯を動かしていきます。治療期間は治療する範囲や歯の本数・患者様ごとに異なりますがおよそ半年程度で完了することが多いです。
<具体的な治療方法と流れ> STEP:01 ご予約 お電話、またはLINEやWEBにてご予約をお願いします。 STEP:02 カウンセリング ご来院いただき、口腔内を診断します。矯正以外のお悩みもお聞かせください。 STEP:03 事前診断 矯正の前には、歯科医師による虫歯などの事前診断が必須です。 STEP:04 治療開始 治療計画にご納得いただけましたら、矯正治療を開始します。 STEP:05 アフターケア 治療終了後も、後戻りをしないために管理し理想の歯並びを定着させます。 |
自宅でのケア方法と定期診療の重要性
自宅でのケアは、歯並びの改善や歯の健康状態を維持する上で欠かせません。
具体的には、歯ブラシやデンタルフロスを活用し、虫歯や歯周病の予防に努めることです。また、マウスピースタイプの装置を使用している場合は、毎日の洗浄で装置を清潔に保つことが求められます。そして、自宅のケアだけでは補えない部分を定期診療でメンテナンスすることで虫歯や歯周病の予防に繋がります。
当院では、治療方法に合わせた口腔ケアのポイントや装置のお手入れ方法などについてしっかりとアドバイスをさせていただきます。毎回の調整では、装置のメンテナンスだけでなく虫歯など口腔内のトラブルが起きていないかなどのチェックも行っております。
定期診療と自宅でのケアを継続させ、治療途中のトラブルを防止することでスムーズに治療を進めることができ、理想的な治療結果を得るための近道となります。
治療終了後の保定期間とアフターケア
治療期間を経て歯並びが改善されたら治療自体は終了となり、後戻り防止のための保定期間に移ります。保定期間とは、綺麗に整えた歯列が元の状態に戻ってしまう“後戻り”を防止するためにも非常に重要な期間です。一般的な保定期間は2年程度設けられることが多く、その期間中はリテーナーと呼ばれる装置で歯の位置を固定し、後戻りを防ぐ役割を果たします。
保定期間も定期的な通院ができるか、希望時に診てもらえるかなどのアフターケアやフォロー体制も医院により異なるため、歯科医院選びの際にしっかりと確認しておきましょう。
矯正治療は、時間と費用をかけた投資ですので、綺麗な歯並びを維持するためにも定められた保定期間を守り、定期的な歯科診療を受けて、歯の健康状態をチェックし続けることが大切です。
まとめ:部分矯正で効率的に美しい笑顔を手に入れよう
この記事では、部分矯正の特徴やメリットとデメリット、部分矯正が向いている症例などについて解説してきました。ピンポイントな治療を叶える部分矯正は前歯だけの軽度な矯正治療にも適しており、全体矯正と比較しても、費用、期間、日常生活への影響など多くの点で負担が少なく済むことも分かりました。また、他の治療方法と同じように、医師からの指示を守ることや口腔ケアで虫歯や歯周病のトラブル防止に努めることで、より効率的に歯列矯正を終えることができます。
部分矯正は、費用やかかる期間などにおいても無駄がなく、費用面がネックで矯正治療をはじめるか悩んでいる方にもお役立ちします。
また、当院では時間や費用の負担をできる限り減らすことができるように、半年〜1年単位での柔軟な価格設定を取り入れています。
無料カウンセリングにて矯正歯科専門医師が患者様一人ひとりの症状や特徴、お悩みを確認した上で、適切な治療計画や治療にかかる期間をご提案します。特に部分矯正は比較的短い期間で完了するため、「一部だけ歯列を整えたい」「短期間で費用を抑えて歯列矯正をしたい」とお悩みの方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。
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